人間の原罪をテーマにした三浦綾子のベストセラー小説を映像化。幼い娘を殺された原因は妻の浮気と信じ込んだ夫が、妻への復讐として犯人の子を引き取った。複雑で異常な愛憎の絡み合いを監督・山本薩夫が見事に表現している。